旭川ひとまちコミュニティ

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ABOUT

旭川ひとまちコミュニティについて

設立趣意書

歴史

 最北の中核都市旭川市はアイヌの文化が息づく豊かな自然に囲まれ、季節の移ろいを五感で感じられる愛すべき自慢の故郷である。

 歴史をたどると明治15年、開拓使判官の岩村通俊は「北の京を上川に置き、開拓を勧め一大都府を開く」 と、この地の持つ素晴らしさと可能性に言及し、離宮はもちろん首都移転計画ともいえる建議書を提出したのは論を俟たない。明治24年屯田兵の入植が開始され、同31年鉄道等のインフラが整備されると共に、同32年北の護り旧陸軍第七師団が配備され、旭川は国策のもと軍都として発展してきた。それに伴い農業、木工等関連産業が急速に発達し、様々な人々の往来と共に文化をも形成されそれらがまちの「歴史・財産・魅力」となり今に至っている。

財産・魅力

旭川は誇るべき歴史があり、その歴史に裏打ちされた産業が長年に渡り培われてきたことは紛れもない事実である。更には、盆地であるが故の気温差が豊かな農作物を育み、都市機能と自然環境の融合による住みやすさがあり、開拓精神あふれる全国初の歩行者天国、医療先進地としての安心感、災害の少なさ、旭川モデルと言われているプログラミング教育など他の都市にはない旭川ならではの特色を活かした「まちづくり

を行っていくことで、ここに暮らす多くの方がさらに旭川を愛し、子供たちがこの地に誇りと自信を持てる、そして、ここに暮らす多くの方が幸福を感じるようにしたい。

まちづくり

私たちの考えるまちづくりとは、まちのコンテンツをつくることであり、その最大の基は人であると認識する。そして、魅力ある“人と人”が繋がりあい成長していく過程に、“まち”の成長が共にあると考える。旭川にはすでに優れたコミュニティや企業、コンテンツなど多様な諸団体(個人、市民団体、NPO、教育、企業、行政なども含む)が数多く存在しているが、これらの団体が接点をもち、それぞれの団体が目指すべきまちの将来像を共有、交流し、イノベーションの創出による新たな付加価値を見出すことができるなら、活気のある幸福感に富んだ街となるだろう。

明治維新以来の大きな時代の変化が急速に求められる新しい価値観を背景に、アジア圏においては類まれなる旭川の環境に導かれ、魅力ある人材が集まり、人々が繋がりはじめることによって、新たなイノベーションを起こしていくことを目指して以下の通り「活動」していきたい。

活動

上記の背景を踏まえ、本一般社団法人は「人」を繋ぐ「プラットホーム」役を担い、旭川発展のため以下に注力して活動する。

  1. 人と人とを繋げ、新しいコミュニティの創造に寄与する活動
  2. 周囲のコンテンツを繋ぎ、都市経営課題の解決に寄与する活動
  3. 市民も気づいていない、新しいまちの価値を見出し磨く活動
  4. 郷土愛を育み、子供たちの夢を支援する活動
  5. 経験豊富な世代が元気に輝ける活動
  6. その他 旭川の発展のために必要な活動

終わりに

人生において人と人とのつながりが幸福度に寄与することは自明の理である。自分たちの暮らしを今よりももっと豊かに楽しいものとし、次の世代にまちの価値を高い状態にバトンを渡すことを目指し、この地に暮らす多くの方々が胸を張って自慢できる街、旭川を目指し「旭川まちづくりコミュニティ」をここに設立する。 

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